ミラクル小論文

高三から始める小論文対策!小論文をマスターして希望校に合格したい受験生を応援しています。推薦入試に合格したい受験生集合!

公正と正義に対する日本とヨーロッパの相違へのアプローチ法

『当サイトの合格管理人』です!

大学受験事情は厳しいのが現状です。定員割れで運営の厳しい大学がある一方で、昔と変質しない難易度を保っている大学との二極化が進んでします。

それでは本日もよろしくお願いします。

 課題文型の論作文で大切なことは著者はどのように考えているのか、それに対して自分はどのように探求するのか、ということを課題の課題に沿って述べていきましょう。 まずは、課題の内容についてしっかりと自問自答しましょう。自分の私見を見つけ出すためには、課題文の内容や課題に対する主張をしっかりと読み取ることが重要になります。ここで自分に提案ですが、これから取り組む課題については、探求メモやアウトラインの始めにかならず課題文の要約をしてみてください。そして、「課題は何か」「この著者が問題としているのは何か」「著者の私見は何か」「設問意図は何か」などを書き出した上で、自分の考えを見つけ出す作業に取り組んでみてください。自分の主張がきちんと課題の内容をふまえたものになるはずです。

論作文を論述しようとする際「何を書いたら良いのかかなりなやむ」ことがあります。それは見方が課題文と同じだからです。同じ見方だから課題文の範疇でしか結論が出ないのです。論作文の本試験では何が出題されるかわかりません。あなたが今まで考えたことがないような問題が出題される可能性は十分にあります。

このページでは課題「公正と正義に対する日本とヨーロッパの相違」の重要攻略点をご紹介します。

問題点として、貿易不均衡の問題においては、日本の農家を保護するために、農作物質の輸入を長年制限してきたという点で「自国のことしか考えていない」と言えるかもしれません。しかし、今日では農作物質の輸入制限もかなりゆるくなっていますね。そして、税収不足が危惧されている中でも開発途上国に多額の経済的援助を行っています。これらの日本の対応は、自国のことを考えての結果なのでしょうか。日本が輸入制限を緩和し、他国を援助するに至る背景について論究を続けてみましょう。そして、日本人が狭い枠組みの中での価値規範に基づいて世界を捉えているとありますが、日常は日本の価値規範に基づいて行動しても何ら問題が起こりませんね。では、どういう場面で日本の狭い枠組みでの価値規範に基づいて行動すると問題が生じるのでしょうか。そして、どのような問題が生じるでしょう。

日本人の狭い価値規範で世界を捉えることによって生じる問題を挙げ、その全体像を探ってみましょう。これからの日本がどうあるべきか考察を深めましょう。「他国の権利を評価し、加えて尊重する」と一考するのであれば、具体的にどうすればよいでしょう。日頃は一つの価値観しか認められない社会が、全く違う価値観をもつ他国の権利を尊重することは容易にできるかどうかも考慮した上で、日本は他国とどのように関わればよいかを考えてみてください。加えて、国家レベルでなく個人のレベルではいかがでしょうか。「自国の価値観だけにこだわるのではなく、より視野を広げるべきだ」とありますが、日本人の狭い視野を広げるための具体的な方法も考えてみてください。そうすることで、指摘した問題解決策について読み手により分かりやすく明らかにすることができると思います。

ここ数十年で「世界の中の日本」をとりまく状況も変わってきました。イラクをはじめ中東諸国などに対するアメリカの態度は「一方でひとりよがりだ」と非難の的になっていることも事実です。では、なぜアメリカはそのような批判を受けるのでしょうか。日本が世界から非難される原因との相違点はどこにあるでしょうか。このように、欧米の問題点について注意深く詮索することで「世界の中の日本」として他国とつき合っていくために、日本人や日本社会がどうあるべきか、さらに別の提案を追求することもできると思います。さまざまな視点から見つけ出した解決策を、あなたが納得できるまで検討してみましょう。そうすることで、より価値ある主張ができると思います。

AO入試でよく出題される話題から書き始めましょう。頻出の話題といえば、「福祉のあり方」、「職業観」、「教育問題」、などは一度は論述しておきたい話題です。

AO入試は非常に奥が深いと思っています。AO入試を家庭&塾で乗り切る秘訣の最新話題と注目ニュースを次回も楽しみにしてください。末永く当ブログにお付き合いくださいね♪

  • 頻出分野【規則と法則を教育に生かす】|カリスマ講師が教える論作文試験対策

  • この記事の関連ワード
    推薦入試 書き方 AO入試 テーマ 

    カテゴリー:問題へのアプローチ

    « 個性の尊重の外せないポイント|公募推薦やAO入試の初めの一歩    民族性の変貌を検討する視点 »
    Copyright © 2009 ミラクル小論文. All rights reserved